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豊前の小話

この小話は、市内鬼木の故楠本藤吉氏が収集したものをご子息の楠本守亮氏の御承諾により掲載するものです。

楠本藤吉氏

明治32年 豊前市鬼木に生まれる
大正3年 黒土小学校卒業
〃 9年 代用教員に採用される・小学校訓導・青年学校・中学校教諭
昭和29年 小学校長退職
〃 47年 「明治末期の農村の面影」出版
〃 52年 歌詩集「いろり端」出版
〃 52年 「豊前の方言集1」出版
〃 53年 「村の暮らし」出版
〃 54年 「屁の里行脚記」出版
〃 58年 「豊前の方言集2」出版
平成3年 「豊前の方言集3」出版
〃 5年 「続・明治の面影 常照我」出版
〃7年2月 死去(享年96)

本人の自画像

本人の自画像

 はしがき

小話は短い話だから気軽に読める。そしてその中に笑いが含まれているから楽しめる。「フフン」と小笑いした後には、可愛らしいものが残って世俗を忘れるようだ。
小話の中には多くの不完全なもの、遅れた者、不調法者が主人公である。童心は未完だから愛されるもの、小さいから可愛いもの。
江戸の小ばなし、浪波小ばなし、京の小話があるからには、豊前の小話もあるはずだ。
豊前には豊前の風俗民情がある。そこから生まれた言葉(方言)がある。この言葉が民族を表現しているから、我が里らしいなつかしさがある。
だから、小話に民族古来のものが一番よいが、実話の中にもあれば創作でも生まれる。
百編を目標にして蒐集したので、むりからぬ無理になったと自責している。

(著者はしがきから)

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