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持続可能なエコシステム社会の構築実践に関する包括連携協定

 「持続可能なエコシステム社会の構築実践に関する包括連携協定」の締結

 

2023年8月21日

福岡県豊前市

 

福岡県豊前市(市長:後藤元秀)は、アミタホールディングス株式会社(京都市 代表取締役社長兼CIOO:末次貴英 以下、「アミタHD」)と一般社団法人つながる地域づくり研究所(岡山市 代表理事:一井暁子、以下「つな研」)と、3者で「持続可能なエコシステム社会の構築実践に関する包括連携協定」(以下、「本協定」)を締結しましたので、お知らせします。

持続可能なエコシステム社会の構築実践に関する包括連携協定書(PDF:109KB)

協定締結

協定締結式動画(YouTubeサイトへ遷移します)

豊前市は、福岡県の東端に位置し人口23,954人(令和5年7月末現在)と県内の「市」で最も人口が少ないまちです。ひとりひとりが主役のまちにするという目標を掲げ、人と人の関わりを創出していく地域創生事業に取り組んでおり、直近では、印刷工場をリノベーションし、豊前市初のコワーキングスペース&サテライトオフィス、イベントホールやカフェスペースも入る複合型施設「ZigZag」が誕生しています。持続可能なエコシステム社会の構築により、市民ひとりひとりが次の世代へ豊かな未来を託すことができる地域となるため、「循環」と「共生」の仕組みづくりを進めます。

 

アミタHDは、「自然資本と人間関係資本が増加する持続可能な社会づくり」をミッションに掲げ、サステナブルな経営・地域運営を目指す企業や自治体に対して、ビジョン策定から現場での実行まで統合的な支援サービスを提供しています。サステナブルな地域運営の具体的な取組事例として、兵庫県神戸市と福岡県大刀洗町で、互助共助コミュニティ型の資源回収ステーション「MEGURU STATION®」を展開し、日常の「資源出し」行為を切り口に、未利用資源など地域資本を活かした循環型のまちづくりに取り組んでいます。今回の協定においては、専門的な知見や経験を最大限に活用しながら、MEGURU STATION®の全市展開を軸に、豊前市という地域に根差した「循環」と「共生」の仕組み創りによる持続可能なエコシステム社会の構築に貢献します。

 

つな研は、地域特性やニーズに合わせ、地方自治体職員と共に、具体的な事業の企画立案、事業主体の形成、財源対策など、自律的で持続可能なまちづくりを、伴走支援型で行っています。また、都市部の企業と地域をフラットな立場でつなぎ、相互にメリットのある持続的な関係づくりに、中間支援組織の立場で取り組んでいます。官民連携の形で、先進的な地方創生に取り組む自治体の、全国組織の事務局も担っています。豊前市においては、地域創生事業「生涯活躍のまち」分野である「ひとりひとりが主役の豊前市ハレノヒ実現プロジェクト」、また厚生労働省の生涯活躍地域づくり環境整備事業で採択を受けた「おしごとパレット」でも支援をしており、今後も継続して地域活性化に貢献します。

 

本協定に基づき、豊前市は、アミタHDとつな研と共に、市民・企業・関係者等とともに「循環」と「共生」の基盤を作り、環境分野を先導する民間企業の手法やアイディアを融合させ豊前市らしい取組の実施を目指します。「持続可能なエコシステム社会の構築実践」の取り組むべき内容・課題の把握など初期段階から協働し、よりリアルな「想い」を感じ取り、真に豊前市に根差した企画・実施に取り組みます。

 

1.締結日

 2023年8月21日

 

2.協定の内容

 (1)循環複層型コミュニティの構築に係る企画・協働に関すること

 (2)MEGURU STATION®の全市展開による循環複層型コミュニティの実践に関すること

 (3)人と人、人と社会の繋がりの構築による、誰もが居場所や役割、学び、しごとを通じて支えあい共生する、安心安全な暮らしの実現に関すること

 (4)グローカルな視点に立ったカーボンニュートラルな循環型社会の形成による、ウェルビーイングに満ちた暮らしと生き方の実現に関すること

 (5)有機的な協働共創によるライフスタイルのイノベーションや価値創造に関すること

 (6)その他、本協定の趣旨を実現するために必要な取組に関すること

jyunkanfukusoucommunityMEGURUSTATION

 

 

 

お問い合わせ

担当部署:総合政策課地域創生推進係

電話番号:0979-82-1124

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