消費者豆知識vol.100
【100号発行記念
】
平成16年4月から8年間、毎月市報に掲載しています消費者豆知識も、今回で記念すべき100号となりました。
そこで今回は、今までのアーカイブとしまして、過去の取り扱い記事の主な事例の紹介を掲載します。
【web限定 歴代担当者インタビュー】
初代担当者Tさん(vol.1~vol.36)
Q1.一番印象に残っている記事は?
A1.vol.3からキャラクター(市報限定の”お日様と親子”)をタイトルにつけて、毎月目に止まりやすく目印とし、さらにvol.22~24、36~38の3号連続のシリーズ記事を作ったこと。
Q2.その理由は?
A2.キャラクターの登場は、毎号掲載ページや範囲が決まっていなかったので、目印になればいいなぁと思って、明るいキャラクターをタイトルに付けました。
Q3.消費生活相談で一番苦労したエピソードは?
A3.相談に関しては、相談員の先生方にご尽力いただいてましたので、特にはありません。
啓発活動の一つとして市報掲載ですが、記事掲載が月1回ですので、記事作成から発行までに時間がかかり、タイムリーな記事掲載が難しいことです。
Q4.最後に市民の皆様へ一言
A4.景気の良い儲け話や震災を悪用した悪質業者に気をつけてください。
「何だか変だなぁ~」「だまされた?」と思ったら、解決できないと一人で泣き寝入りせず、いつでも気軽に市役所や消費生活相談窓口などに相談してください。
誰かに話すことで解決の糸口や安心が見えてくるかもしれませんよ。
2代目担当者Kさん(vol.37~vol.48)
Q1.一番印象に残っている記事は?
A1.vol.41「『社会保険庁』や『税務署』を名乗る『振り込め詐欺』が増えています!!」。
Q2.その理由は?
A2.振り込め詐欺が増加し、報道機関でもとりあげられていたため。
Q3.最後に市民の皆様へ一言
A3.悪質商法による被害、訪問販売等における事業者のトラブル等一人で悩まずに消費生活相談窓口に相談してください。
3代目担当者Gさん(vol.49~vol.72)
Q1.一番印象に残っている記事は?
A1.vol.61「『住宅用火災警報器』の訪問販売にご注意ください!」
Q2.その理由は?
A2.消防法の改正で住宅用火災警報器の設置が義務化され、被害の相談が市民から多く寄せられたため、注意を呼びかけたから。
また、この号をきっかけに、電話や訪問勧誘をきっぱりと断るため、vol.70で紹介した「訪問販売被害防止シール」を作成し、市内全戸に配布した。
Q3.消費生活相談で一番苦労したエピソードは?
A3.リフォーム相談では、相談員に正確に情報を伝えるために相談者宅の床下にもぐり、過剰に設置された床下換気扇の確認をしました。
法律で定められた契約書の内容を指摘しても、過失を認めず居直る業者もあり、交渉に同席して苦労して返金にこぎつけたことです。
Q4.最後に市民の皆様へ一言
A4.高齢者を狙う悪質商法の手口は巧妙になっているので高齢者自身が気をつけるだけでは不十分です。
近所の人、民生委員さん、区長さん、ヘルパーさんなど周りが異常に気付いてあげること(見守り)が欠かせません。
市役所消費生活相談窓口では相談の受付のほか、市報掲載、トラブル勉強会などを通じて啓発活動を行っています。
地域の皆さんが一丸となって、高齢者を見守りましょう!
4代目担当者Sさん(vol.73~vol.99)
Q1.一番印象に残っている記事は?
A1.vol.87「絶対に目を離さないで!!浴槽用浮き輪で乳幼児の溺死も!」
Q2.その理由は?
A2.詐欺や悪質業者だけでなく、製品の安全性に注意することについても消費生活の範囲だと知ったからです。
Q3.消費生活相談で一番苦労したエピソードは?
A3.書くのも話すのも苦手なんですが、vol.75では記事を書くことだけでなく、ラジオ出演して周知しなければならなかったこと。
Q4.最後に市民の皆様へ一言
A4.豊前市民はトラブルがあっても「お手数おかけするから申し訳ない」と言いながら相談に来たがりません。
訪問業者にもついつい玄関を開けて対応してしまいます。
そんな優しい豊前市民へ「誰もを疑え」と窓口が助言するのは気が引けますが、今後もかしこい消費者を目指して共に頑張りましょう!
【最後に・・・】
しがない担当者に永い間優しいアドバイスをくれました、歴代相談員の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
今後も、豆知識をこつこつ積み重ねて行きたいと思いますので、市民の皆様におかれましてはこれからも消費生活相談窓口をよろしくお願いします(*^_^*)。
消費生活に関するお問い合わせ・相談
◆まちづくり課消費生活相談窓口 電話 82-1111(内線1263)
◆福岡県消費生活センター 電話 092-632-0999
◆豊前警察署 電話 82-0110