キャラクター紹介

 

 

「くぼてん」の歳は？

『日本書紀』によると、637年（飛鳥舒明天皇9年）に都の上空を雷のような大音響が轟かせて大きな星が流れ、人々は不吉の前兆だと恐れおののいたが、遣隋使として留学経験のあった旻（みん）という僧侶が「是レ天狗（あまつきつね）ナリ」と語ったと記されています。これが日本に天狗が現れた最初といわれています。

この時、都の上空を飛んだのがくぼてんの父であり、中国から来日した後、全国の山々を回峰し、求菩提山に入山した後、1591年（天正19年）にくぼてんが生まれたとされています（源義経の郎党だった天狗「常陸坊海尊」の不死伝説から天狗は長命だと云われています）。2021年（令和3年）で430歳を迎えました。

また、くぼてんの祖父は現在インドに住んでおり、インド神話に登場するガルーダ（仏命カルラ、有翼嘴面の神）として崇められています。

「きょうこ」の歳は？

くぼてんのガールフレンドきょうこの親も、くぼてんの親に遅れること数年で経読岳に住み着きました。その後、くぼてんの生まれた5年後の1596年（慶長元年）にきょうこは生まれたとされています。2021年（令和3年）で425歳を迎えました。

「くぼてん」には家族や友達はいるの？

求菩提山に住んでいると伝えられるカラス天狗「次郎坊」がくぼてんのお父さんであり、お母さん（名前不詳）共々、第1回豊前市カラス天狗祭りのパンフレットに登場しています。その他に妹（名前不詳）もいます。
なお、インドにはおじいさんの「迦楼羅（かるら）」、中国にはおじさんの「雷公（らいこう）」がおり、ワールドワイドなファミリーです。

また、ガールフレンドきょうこは、お父さん・お母さん・弟（いずれも名前不詳）の4人家族です。

カラス天狗以外の友達では、犬ヶ岳に住む鬼の子ども「ケン（もちろん犬＝ケン）」や、シャクナゲの精「あざれ」などがいます。