求菩提温泉「くぼて鷹勝卜仙の郷(ぼくせんのさと)」
くぼて鷹勝卜仙の郷が「楽天トラベル」において顕著な実績をあげ、高い評価を得られた宿泊施設を表彰する「楽天トラベルアワード2021」のブロンズアワードと日本の宿 TOP47を受賞しました。
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豊前市の南部、霊峰求菩提山(くぼてさん)の麓にある温泉宿泊施設です。
求菩提山を一望できるロケーションと、人気の温泉、季節の料理を堪能できます。
豊前市が建設した公共の宿で、福岡市や東京銀座に生簀割烹料理店を構える「株式会社くぼて鷹勝」が指定管理者として運営しています。
住 所 |
〒828-0084 福岡県豊前市大字篠瀬57番地2 |
電 話 |
0979-84-5000 |
公式HP |
日帰り入浴
露天風呂からは求菩提山が望め、四季折々の景観を満喫できます。
天然温泉掛け流しの男女別大浴場には、内湯・薬湯・水風呂・サウナを完備しています。
料金等につきましては、くぼて鷹勝卜仙の郷にお問い合わせいただくか、公式HPをご覧ください。
宿泊
四季折々の景色を眺めることのできる広々とした客室で心も体も寛げます。
チェックイン |
15時30分 |
チェックアウト |
10時00分 |
部屋によって料金が異なりますので、くぼて鷹勝卜仙の郷にお問い合わせいただくか、公式HPをご覧ください。
館内施設
- 食事処
- 喫茶BARコーナー
- 休憩場
- 露天風呂・大型浴場・薬湯
- テレビ付きサウナ・水風呂
- お土産売場
- キッズプレイスペース
- 研修室
日帰り入浴、食事のみのご利用も可能です。
大人数の場合は送迎もあります。
詳しくは、くぼて鷹勝卜仙の郷公式HPでご確認ください。
「卜仙の郷」の名の由来について
「求菩提山雑記」より
これは、かつて、求菩提山が火山であったことを物語っていて、その噴煙・噴火の現象を不思議がったり、恐れたりする気持ちから、人々のこの山への信仰が出発したものと想像されます。
さて同文書には、猛覚魔卜仙という人物が登場します。「もうかくまぼくせん」とも「たけるかくまぼくせん」とも読みます。猛は強いということ、覚魔は聖者、卜仙は呪術者を意味するとされ、なにやら渡来系の宗教者を思わせます。
卜仙は、西暦526年、金光をたずねて、求菩提に登り、神が降臨する吉兆を感じて、山中に大己貴神(おおなむちのかみ)を祀る祠を建てたと言われます。また時を同じくして、犬ヶ岳に狂暴な8匹の鬼がいて国家に害を及ぼすので、卜仙がこれを退治し、その鬼の霊を甕に封じ込めて、人々を安心さたとも伝えられています。こうして卜仙によって信仰の山としての求菩提山の歴史が始まります。
やがて、わが国に仏教が伝来して、山内に護国寺が建立され、平安末期(12世紀)には天台宗の僧・頼厳(らいげん)によって修験道がもたらされ、「一山五百坊」と言われて、求菩提山は九州を代表する一大修験場となるのです。