豊前中学校がBELS最高評価とZEB Ready認証を取得しました
建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)認証の取得
このたび、豊前中学校が設計段階において「建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)※1」の最高評価である★6を取得するとともに「ZEB Ready(ゼブレディ)※2」の認証を取得しました。
豊前市では令和4年6月に「豊前市ゼロカーボンシティ宣言」を行い、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロの実現を目指すことを表明しております。その実現に向けた具体的な取組の一つとして、公共施設の整備においても環境性能の高い建築を推進しており、今回の認証取得はゼロカーボン実現に向けた大きな一歩と言えます。
豊前中学校の新校舎は、照明や空調などの高効率化に加え、断熱性の向上、自然光や通風を活かした設計など、市として環境への配慮を徹底した構造となっております。今後は、施設自体が環境教育の場ともなり、生徒をはじめ地域全体への脱炭素意識の浸透が期待されます。
豊前市では引き続き、公共施設の省エネ化や再生可能エネルギーの活用をはじめとする脱炭素施策を進め、環境にやさしい持続可能なまちづくりを市民の皆様とともに目指してまいります。
※1:BELS(ベルス)とは、建築物の省エネ性能を表示する第三者評価制度。非住宅建築物及び再エネ設備のある住宅を7段階(★なし~★6)で評価。
※2:ZEB(ゼブ)とは、Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、快適な室内環境を実現しながら、建物で消費するエネルギーをゼロにすることを目指した建物。定性的及び定量的に4段階に定義されており、ZEB Readyは基準一次エネルギー消費量(再生可能エネルギーを除く)から50%以上の一次エネルギー消費量削減に適合した建築物を指す。