○14番 吉永宗彦君  本日の質問者、尾家議員さん、村田議員さん、山本議員さん、3人の質問に関連して質問させて頂きます。尾家議員さんの質問の中の、公共工事の発注システムの改革についてでありますが、今日、国・地方ともに財政難、歳入不足を来たしながら大変厳しい情勢で運営されていますが、そこで節減政策が出されるわけですが、その最も効果的なものは、やはり公共工事発注にかかわる節減への改革ではないかという認識しておりますことは、既に過去の議会で申し上げました。 そこで、尾家議員さんの質問に対する市長さんの答弁であったと思いますが、今、私どもは選挙の真っ最中でございますが、新しい市議会が誕生した暁に、その改革について、検討の必要があるというふうにお答えになったと聞いておりますが、つまり平成16年度に入りましたならば、その改革案について、具体的な検討に入るというふうに受け止めていいのかどうかについて質問いたします。 2つ目は、村田議員さんの質問についてでありますが、道路が狭くて非常に危険だということ、カーブミラーがどうも不十分で、これも危険を招くというような視点からの質問だったと思います。この2点について、同じように、これは建設課にお答え頂きたいと思いますが、道路狭小部分については、市内の各所にあるわけでして、国道であれ、県道であれ、市道であれ、やはり、そこを利用するのは、主として豊前市民でありますから、そういうご指摘があれば、あらゆる方法を通して、できるだけ早く改善・改良を加えることが、行政の責務であろうと思っております。  そこで道路が狭いということに関連して、実は、私どもの地域も陳情書を出してから7〜8年になると思いますけれども、路肩をきちっと整理することによって、両路肩を整備すれば、最低2mぐらいの幅員の拡大になる。その拡大された部分に白線を引いて、児童・生徒の通学路・歩行者用の専用道という位置付けですると、今日は車時代でありますが、歩行者の安全がかなり保てるのではないかという趣旨から、そういう陳情をかなり古くからしておりますが、全く音信不通でありますが、こういうことについて、本格的に取り組もうとする意思があるかどうかについて、ご質問します。 カーブミラーについてですけれども、この管理補修につきましては、地域の区長さんと区に前面、丸投げのような話ですけれども、実は、市役所を出て千束中学校に向かいますと左に池、右に中学校がありますが、ここの交差点のカーブミラーは、1昨日、出会い頭の接触事故がありまして、そのはずみでカーブミラーの支柱は大きく向こうに押しやられ曲がりました。ミラーは天を向いたような形になって、今、機能してないわけです。 今朝も全くこのミラーは機能していません。 実は、地元丸投げという印象を受けますが、この道路は、市役所に通勤する職員もたくさん使うわけです。職員の皆さんも車で通行しますと気付いているはずです。そういう状況の中で市の職員の方から建設課に対して、あそこのミラーは駄目になっているよ、という通報があったかないか、そのことをお尋ねします。と申しますのも、市の職員といえども、そういう市民の安全・安心に係る部分ついては、本来与えられた業務ではないかも知らないけれども、日常的におさおさ怠りなく、その辺に注意を払っておくということも大事ではないか。そういう観点から、市の職員が、そのことを指摘されているかどうかについての質問をいたします。 3点目でありますが、山本議員の質問でありますが、実は、昨夜、私どもの地域でも集落座談会を、市の職員と農協の幹部が見えて行ないました。たくさんの質問が出まして、ついに説明にほぼ終わってしまったと。それだけで、地元から大変な不満も出てまいりました。こまごま申し上げると時間がありませんから、大筋だけで申し上げますと、私どもの地域は、いわゆる国道10線以北にある農地で、生産を続けている者たちです。 先般来、議会の中で、国道10号線以北の農用地についての農業を推進するための条件整備はどうなのか、と質問しましたが、その地域は主として街づくりに活用するのだ、という以外に、具体的に現状を打開するような改善策も示されておりませんから、いずれこれは今後の課題として議論させて頂きますが、本日、一般質問に対する関連質問ということで時間もございませんが、端的にお考えを今日の時点で伺っておきたい。以上です。 ○議長 岡田義則君  市長、答弁。 ○市長 釜井健介君  今の情勢、財政難、財政解消のためには、いろんな関係をやっていかなければならない。そのために入札の関係等でありましょうし、また、大事な市会議員選挙があるわけですので、その終わった後、市民の人と接触しておるわけですので、再出発だという気持で対応していきたいと思うところであります。 ○議長 岡田義則君  建設課長、答弁。 ○建設課長 山村哲夫君  先ほどの議員さんの路肩の狭い所の補修等について、お答えいたします。 補修願が、約7〜8年前に出されていると言われましたので、私の方も調査しまして、区長さん等に相談して対応していきたいと思っております。 それから、カーブミラーの件ですが、千束中学校の横に点滅式の信号機が付いておりますが、昨日、私の課の職員の女性が鏡だけが上を向いているという連絡を受けております。 私が昨日、ちょっと遅くなったので帰るとき見ますと、下のアスファルトが折れとるので、おそらく事故があったんじゃないかと思って聞きましたら、事故があったという報告を受けました。警察に調査に行って、損害保険会社と相談して早急に対応するよう努めております。以上です。 ○議長 岡田義則君  農林水産課長、答弁。 ○農林水産課長 大坪 勝君  10線以北ということですけれども、私ども先般、各地域で振興計画ということで、作るための座談会等を行なったわけであります。千束地域につきましては、ここの3階で行なって私も出席させて頂きまして、その中でも、いろいろな農業としての取り組みの方と、やはり農業、圃場整備の制限が入るので、この地域は残して欲しいという意見等もありまして、まだ、その集約が完全にできておりません。よって、その結果に基づいて、また、議員さんのおっしゃる、求められる方法付けができればと考えております。 ○議長 岡田義則君  吉永議員。 ○14番 吉永宗彦君  初めの2つの関連につきましては、よろしくお願いしたいと思いますが、3点目の農林水産課に対する質問であります。16年度から22年までの7年間かけて、日本の農政を平成の大改革と言えるぐらい、大変革をさせようとする今回の制度ですね。それを論ずる中でも、たくさんの問題がありましたけれども、仮に、その制度が実現に向けて前向きにいくとしても、先ほどから指摘しております豊前市の場合、国道10号線以北の農用地については、それだけの基盤整備がないわけですから、実現全く不可能であります。 担い手とか、後継者不足、いろいろ問題点がありますが、今度の改革の大筋はやはり・・ (「もう時間がありませんので」の声あり) はい、分かりました。そういう状況で、現状の農用地が全くそれらの新しい制度に適用するような実態にないということを十分ご理解頂いて、今後の10号線以北の農業推進にお力を貸して頂ければと思います。希望だけ申し上げます。