○1番 古川哲也君  壇上より一般質問をさせて頂きます。今回が任期最後の通常議会となりましたが、よろしくお願いいたします。それでは発言通告書に則りまして、一般質問をさせて頂きます。 まず、はじめに、中心街の今後でありますが、政府は、今月、年計算で7%という経済成長との発表をいたしました。これはバブル時代のときと同様か、それ以上であります。 大企業の輸出が好調で、また設備投資も順調であり、個人所得の下げ止まりで、個人消費もいくらか伸びていると、竹中大臣がテレビで言っているのを拝見いたしました。 これは大企業や都会のことでありまして、我が豊前市では、不況の真っ只中であるように感じます。都会から地方へは、2年から3年ぐらいのタイムラグがあるというのも耳にいたしました。中心街の商店街では、ある人はシャッター通りと言っておりましたので、よく見ると確かにそのように感じられるなと私自身も思っております。 そこでお聞きしますが、これはだいぶ前から言い続けておりますが、キッドの跡地はどのように進んでいるのか。また、どのような計画があるのか、お聞かせください。 折角、八屋・犀川線がインターロッキングもできて道幅も拡張し、また、街路樹や街路灯が綺麗なものができて、東八交差点も右折専用レーンがあり、街中の景観は数段上がっているように思われます。そこの中心にある大型建物の電気がついていないと、大変な投資をしたのに、その効果が半減しているように思われますが如何でしょうか。  また、今、最大の関心事である合併問題でありますが、どこと合併するにせよ、その新しい中心街の町並みのビジョンを考えなくてはならないと思いますが如何でしょうか。 新聞報道では、4月上旬に椎田町・築城町との間に法定協を立ち上げたい旨の記事が載っておりました。その3市町村間でも、唯一特急が2本に1本の割合でありますが、停車する宇島駅が中心になるように思われます。その中心にふさわしいような街づくり施策が必要と思いますが如何でしょうか、お聞かせください。  また、TMO実施に向けて、市職員を商工会議所に派遣しておりますが、これも1年以上になりますが、どのような結果が出ているのか。また、どのように目標を考えているのか併せてお聞かせください。 また、空き家、空き店舗対策はどのように考えているでしょうか。空き家も空き店舗も人が利用しなくなると、朽ち果てていくスピードが早いものです。今、手を打たなくては後々もっとひどくなると思われますが如何でしょうか。それと八屋地区におきましては空き家が多く、崩壊寸前の所もありますが、どのような対策を講じていこうとしているのか併せてお聞かせください。 次に、豊前市の小学校について質問いたします。まずは不審者についてですが、お隣の韓国において、日本人観光客に殴られた腹いせに、日本人学校に進入し、児童に対し暴行を行ない重症を負わせた事件は、記憶に新しいところであります。 また、先日は私の近くにパトカーが止まっており、警察が近所の住人に事情を聞いておりました。私の自宅は八屋小学校の前でありますが、話を聞くと不審な者を見なかったかと、警察が聞き込みをしていたとのことであります。そこで今年度このような不審者についての報告がどのくらいあったのか。また、それに対してどのように対処しているのか。また、現場に於ける対応マニュアル等の作成等の対策は考えているのか、お答えください。  また、昨年12月議会におきまして質問いたしました複式学級対策について現在、どのようにお考えなのでしょうか。今議会でも、保護者らによる大村小学校区の住民全員が署名捺印した請願が提出されたと思いますが、市民は複式学級による弊害を最も心配しております。前回の答弁では、メリットもあるとのことでしたが、私にはデメリットしか見つけられません。県では柔軟な施策を考え、市独自で教員を採用することを認めております。小学校は義務教育であり、どの学校でも同様の待遇がなされるのが当たり前であると考えておりますが如何でしょうか。また、来年度に向けて、どのような対策をお考えなのか、お答え頂ける範囲で結構ですので、お知らせください。 これで壇上よりの質問を終わります。 ○議長 岡田義則君  市長、答弁。 ○市長 釜井健介君  中心街のTMOを含む件につきまして、商工観光課長から、豊前市立小学校の件につきまして、不審者ないし前回質問した複式学級につきまして、教育長、学校教育課長からの答弁で、私は壇上からキッドのその後はどうなのか、合併後の中心街のビジョンについてどうなのかにつきまして、ご答弁させて頂きます。 当初、市が取得し、公共性の高い施設として再利用をしたいということで、キッドの件を検討しましたが、建物の調査並びに再利用のための財源等の確保も一応いたしました。 しかし、財団法人福岡県建設技術センターに依頼し、建物の調査並びに施設整備費等の算出をして頂きました。調査の結果、相当、老朽化しており、再利用をするともなれば、新築以上に費用がかかるとの報告があり、財政的にも無理があるということで断念することにいたしました。 次に、合併後の中心街のビジョンです。何処も中心街づくりは大変厳しく苦しい状況でありますが、合併のための諸条件、また、市町村の将来ビジョンの中に当然、中心商店街をどうするかということが入るわけですので、これから検討していくことになろうかなと思うところであります。以上です。 ○議長 岡田義則君  教育長、答弁。 ○教育長 楠本明夫君  私からは、豊前市の小学校について、前回、質問の複式学級に対しての対策について答弁いたします。複式学級については、来年度、解消に向けて県教委に基準外教員の配置の要望・陳情等を働きかけをするとともに、講師の雇用についても、予算要求をするなどの対策をしているところでございます。仮に市独自で講師を採用したとしても、公立義務教育諸学校の学級編成及び教職員定数の標準に関する法律の定めにより、単式学級にはなりません。教える教科内容によって単式授業ができると思います。 県下でも各教育委員会が、複式学級解消を県教委に要望しております。また、文科省にも陳情等しておるところでありますが、なかなか厳しい現実のようでございます。 ある特定教科の学力向上のために、非常勤講師の採用についてできないか、今、豊前市教育委員会で検討しております。以上です。 ○議長 岡田義則君  商工観光課長、答弁。 ○商工観光課長 浜生 晋君  店舗の空き家等の対策について、お答えいたします。本市の商店街は、住宅地と併用住宅の店舗が多く、後継者不足による廃業が行なわれております。また、老朽化の店舗が多い状況にあり、その中で空き店舗として貸し出せる店舗数は限られております。 平成15年度実施した空き店舗調査では、平成14年度と比較すると、59店舗から54店舗と5店舗減少しておりますので、現在、豊前市商工会議所が取り組んでおりますTMO事業の当店お勧め逸品フェア事業、市住民交流事業等推進していきながら、空き店舗の減少を図ってまいりたいと考えております。以上です。 ○議長 岡田義則君   学校教育課長、答弁。 ○学校教育課長 阿部和徳君  不審者について、今年度どのような報告が来て、どのように対処しているかの件でありますが、不審者及び変質者出没にかかる事件は、平成15年4月から今まで、京築教育事務所管内で39件の報告があっております。その内訳ですが、市内小・中学校等は10件、京築教育事務所の豊前市以外では29件であります。事件の内容ですが、後をつけられた等であります。このような事件発生の連絡を受けた場合、大声で助けを求める、子供110番や近くの民家に逃げ込む、早急に家の人や学校に状況を伝えると、児童・生徒の安全確保について指導徹底するよう、各小学校にファックスで緊急連絡をしております。 更に、警察へ連絡の有無を確認するなどして対処しております。マニュアル作成の状況でありますが、平成13年6月に起こりました池田小事件以来、各学校については、不審者に対しての対処方針及び児童・生徒についての取り扱いについて危機管理マニュアルを作成し、毎年度、学校の指導計画書の中に織り込んで提出させております。以上です。 ○議長 岡田義則君  古川議員。 ○1番 古川哲也君  自席から再質問させて頂きます。まず、バス事業の計画は皆さんの努力によって、ありがたいことに中心街から望んでおりました宇島駅にバスを乗り入れるということが、来年度から始まるように聞いております。これは素晴らしいことというか、すごいことだと思っております。何処の自治体も、その主要な駅からすぐバスに乗り、また、何処かに行けるのは当たり前であります。豊前市も長い歴史の間で、宇島駅に1回もバスが入ったことがなく、今回、市バスが入って頂けるようになるのは、大変ありがたいと思います。 だからJRを使う人も、すごく便利になるのじゃないかと思っております。 それで確かに駅前も電車が見える公園と、歩道も綺麗にして頂きました。商店街もカラー舗装して頂きました。また、東八交差点も右折レーンもできて拡張しました。街路樹、街路灯も綺麗なのがつきました。そこで、大体中心になると思いますが、青豊高校がもしできたときには、宇島駅から東八交差点を通って、キッドの前を通って郵便局の所を折れて学校に行くというのが、多分、通学路になるのじゃないかという感じがします。 そこで、その通りにある一番の大型店が、電気が消えて非常にさびしいものがあるという気がします。確かに道は綺麗になり、歩く人も車に乗っている人も、快適な空間にはなったんですが、その中で、あの大きな建物に電気がついてないというのは、すごく異様に思うし、また、電気がついたら活力が生まれるのじゃないかなと思いますが、これからの目標というか、今は寿屋の物でしょうけれども、どのようにしていこうというビジョン、考えがあるか市長にお伺いいたします。 ○議長 岡田義則君  市長、答弁。 ○市長 釜井健介君  先ほど申しました経緯、そして結果でございました。これからですが、キッドのいろんな関係で倒産以後の財産処理に今なっているわけでして、市として後できる件は、民間に安く売買できればと思っておりますし、ご相談がありましたら、そのようにしていきたいなと思っております。 ○議長 岡田義則君  古川議員。 ○1番 古川哲也君  できるだけ早くですね、あそこが店を閉じたのは、私が議員になってからすぐだったと思います。もう4年ぐらい経っております。ああいう所があると、横に八屋中学校もありますし、もう2階、3階に上がれば人の目が全然入らない。2階、3階に上がれないように鉄柵をして頂いておりますが、それでも入ろうとすれば入れるわけであります。そこで是非このことに市をあげて取り組んで頂きたいと思っておりますので、一緒に考えて前向きにちょっとでも進めるようなことをして頂きたいと思っております。 それと今、実際、豊前市職員を商工会議所に1名派遣していますが、TMOのいろんな事業をされておりますが、今までどのような結果が生まれたか、分かる程度でいいですからお聞かせください。 ○議長 岡田義則君  商工観光課長、答弁。 ○商工観光課長 浜生 晋君  TMOで行なった中で、今まだ継続しております1品フェアー等につきましては、こういうことを継続していきながら、集客力に努めたいと思っております。後は道の駅の道路のネーミング事業もやっていきながら、市民の皆さんに親しみを持って頂きたいと思っておりますので、こういうことをつないで行きたいと思っております。 ○議長 岡田義則君  古川議員。 ○1番 古川哲也君  会議所もTMOに本気になって行なっているように見えますし、豊前市も、その後ろ盾をして頂きたいと思っておりますが、ああしてカラー舗装して頂いて、街並みは確かに見た目には綺麗になりましたが、人の往来等が少ないということであります。今、課長が答弁で59店舗の空き家が54店舗になった。1年間で5店舗の削減は素晴らしいことでありますが、その空き家対策に対して、いくらかの助成をするとか、何かするというようなことの計画等があるなら、お聞かせください。 ○議長 岡田義則君  商工観光課長、答弁。 ○商工観光課長 浜生 晋君  原課では、今のところ補助金等については考えておりません。 ○議長 岡田義則君  古川議員。 ○1番 古川哲也君  行橋市でしたか、空き店舗にいくらかの補助金を出してということでありました。 これも、お金を出せば人が来るというものではないみたいで、行橋市の街、駅前も補助金を出しても、なかなか店舗が埋まらなかったという実例もあるように思いますが、同じことをしても一緒だと思います。だから若い人、それから独立していこうというような人を豊前市に来て頂いたら、こういうふうになるんだというような夢を与えて頂くのが、これからする人にとっては、夢があれば、すごい後押しになると思います。ハードは確かに投資して頂いて整いました。それでソフト面を充実させて頂きたいと思いますが、TMOの今後のソフト面について、どのような計画があったか、お聞かせください。 ○議長 岡田義則君  商工観光課長、答弁。 ○商工観光課長 浜生 晋君  全ては網羅しておりませんが、14年度行った事業プラス今年度、15年度事業として14年度行った事業の先ほど言った1品フェアーとか、町歩きマップとか、広報支援事業とかに加えまして、16年度事業も、それを継続しながらやっていくということであります。内容については申し訳ございませんけれども。 ○議長 岡田義則君  古川議員。 ○1番 古川哲也君  会議所に1名職員が行っているので、そこら辺は課長も把握して頂きたいと思います。また、壇上で言いましたように空き家対策については、人が住んでないと、店舗、家は悪くなったり朽ち果てて行くスピードがすごく早いんです。それに対して、どういう対策を講じていますか、答えられる範囲でいいですから、お答えください。 ○議長 岡田義則君  商工観光課長、答弁。 ○商工観光課長 浜生 晋君  現在、商店街ですが、特に中央二葉につきましては、併用住宅、上が居宅の分が非常に多うございます。下がお店ということですが、前年度のからす天狗祭りで、ひと棚店舗的なことをしましたが、実は短期間の貸付はできますが、長期になると非常に難しいとお聞きしています。以上です。 ○議長 岡田義則君  古川議員。 ○1番 古川哲也君  空き家対策も貸し手、借り手等々の契約でありますから、なかなか難しいのがあると思います。しかし誰も住んでないような空き家であったら、やはり老朽化したら人に被害があるかも知れませんし、建てた人の責任もあると思います。そこら辺をどのようにしていくかというのを考えておいてください。また、この中心街は、商店連盟も小さいながらも一生懸命頑張っておりますので、また質問いたしますので、商店街に対してのご尽力をお願いいたします。 次に、市内の小学校について、お聞きします。まず、15年から今まで39件、市内では10件の後をつけられた等の不審者があったという報告がありますが、先月の八屋小学校の件については報告がありましたか。それは、どのような報告だったでしょうか。 ○議長 岡田義則君  学校教育課長、答弁。 ○学校教育課長 阿部和徳君  不審者と言いますか、一応、教頭から八屋小学校について、最初たばこの吸殻とか、シンナーを吸ったような形跡があるということで報告を受けております。そして防犯上、暗い所があるということで街灯、防犯灯を付けてくれという依頼もありました。教育委員会としましては、街灯を設置するようにしております。以上です。 ○議長 岡田義則君  古川議員。 ○1番 古川哲也君  やはり不審者というのは、結構いろんな所でいろんな事件がありますから、豊前のことではないように思いますが、私も自宅が小学校が真ん前なもので、ふと帰ると自宅の前にパトカーが止まっている。その時に近所のおばちゃんたちに警察が何か聞いているのを後で聞いてみますと、不審な者を見なかったかというようなことでありました。やはり豊前市立の小学校でありますから、児童の安全は当たり前であります。先ほど言いましたが韓国で日本人学校の児童に対して殴りかかった。その前日に日本人の観光客からなんかされて、その腹いせにやったということがテレビであっておりましたが、児童・生徒というのは、豊前市の小学校ですから、安全に対して責任を持たなければならないと思います。 それで、まだ、今年度は終わっていませんが、市内で10件という、結構1ヵ月に1件ぐらいの割合で、不審者がおったという報告があげられております。それで、マニュアルも平成13年6月から作られたと言われていますが、いろんな形で、場所とか時代によって変わってくるものがあると思います。不審者に対してですね。それがありますから、まだ2年経ってないので、そこまでないと思いますが、マニュアルを1年ずつに考え直して作り直していくんですかね。 ○議長 岡田義則君  学校教育課長、答弁。 ○学校教育課長 阿部和徳君  マニュアルですが、池田小事件以来、文部科学省からも危機管理マニュアルの見本が来て、学校においては、各地域の学校に沿った危機管理マニュアルの作成をというのが、今年度、こちらも検討していたんですが、青年会議所の人達から、安全マップ作りをするからご協力をお願いしたいという申入れがあります。教育委員会としましては、大変結構なよいことですので、各学校に青年会議所と連絡・協力しながら、そういう安全管理のマップをつくって、更に、来年度、校区の通学路については、電算で作るようにしておりますので、毎年度、不審者等の対処について、また、危険場所等の変更できるように、現在のところ対処しているところでございます。 ○議長 岡田義則君  古川議員。 ○1番 古川哲也君  ちょっと話が変わりますが、先週、私も驚いたんですが、私が外に出たら八屋小学校の付近が火事ということがありました。それはでたらめだったんですが、後で関係者から話を聞くと声が子供らしかったと。これは確認できてないでしょうが、そういうことであります。1つのデマで何百人の人が被害を受ける。火事だという1本の電話で消防署の職員も行く、消防団員も行く、学校教員も呼び出されるでしょうし、近所の人間も被害を蒙る、それに対して教育長、児童に対して、こういうことをすれば、こういう罪になるみたいな指導はされていますかね。 ○議長 岡田義則君  教育長、答弁。 ○教育長 楠本明夫君  そういう非行についての指導ですが、学校長を通じて十分指導をしております。 ○議長 岡田義則君  古川議員。 ○1番 古川哲也君  大変な罪が重たいことなんです。自分はたった1本の何気ない、いたずら電話でしたんでしょうが、それに関係者は数百人にのぼると思います。市の課長もおられたから、市役所の職員も出なければならん。また、消防団員も100人以上は出ていると思います。 たった1本の電話で、そういう被害になるということを認知して、そういう教育も児童・生徒に、こんなことをすればこんな事になると、罪の重さというのも教えて頂きたいと思います。これは答弁はいいですが、そういうふうにお願いしたいと思います。  最後に、12月議会でも言いましたが、大村小学校の複式化の解消におけることですが、今年度は、あと1ヵ月ぐらいですが、来年度に向けてどのようにするかというのを、県に教員の配置をお願いするとか等のお答えを頂きましたが、16年4月からできそうなものがありますか。 ○議長 岡田義則君  教育長、答弁。 ○教育長 楠本明夫君  県教委の方からの回答では、定員増の回答は得ておりません。昨年どおりという回答でございました。それで市独自での要望等を検討しているところです。 ○議長 岡田義則君  古川議員。 ○1番 古川哲也君  もう一度聞きます。複式学級のメリットがあるならお答えください。 ○議長 岡田義則君  教育長、答弁。 ○教育長 楠本明夫君  わたりの授業というのを複式学級はするわけでございます。教科の内容によってですね。 1時間の授業計画を少しずらして、3年生なら3年生が課題を与えて勉強している間に、今度は4年生なら4年生の授業を指導するという、わたりの授業ということで、ベテランというか、そういう複式学級の指導についての指導力も必要ですが、そこで課題を与えられた場合、自主的に学習の習慣ができるというのがメリットであると思いますし、教員についても、2学級分を教えなければなりませんので、それだけ教材研究をしなければなりません。それについて手当ても出るわけでございます。 ○議長 岡田義則君  古川議員。 ○1番 古川哲也君 手当ては、ここに関係ないことでありまして、それは職員のことでしょうけれど、私はメリットは全然感じないですね。先週、合岩小学校の保護者と話して、昔、郷山小学校があったときの複式学級をしたときは、児童は成績がよかったというんですね。なんですかと聞いたら1人とか2人でも、極端に複式になったら先生の目が届いていいというんですね。でも大村小学校のように、2組併せて10何人となったらぎりぎりの複式なんですね。 ぎりぎりの複式だったら、今、教育長がわたりの授業と言われたとおり、自習する子はいいでしょうが、1時間40分の授業で20分は2年生にいったときは、3年生で自習のできない子は20分遊びよるですね。また、20分3年生に課題を与えて授業するのは、なかなか難しいことである。それと、授業も算数・国語は小学校の1年生、2年生であるでしょうが、社会科は3年生からしかないというんですね。だから2年と3年が一緒の複式の時には、社会科を3年生がしたら、2年生は社会科はないから帰らなならん。 帰宅時間も変わってくるということで、先生たちのご苦労もすごいものがあるのじゃないかと思っております。それで、今いろいろ要求はされたということですが、要求は実現しないと結果を出さないと、要求しても変わってないということですが、次年度、結果としてどのようなことができるか、先生を1人配置できるのかどうかというのが分かることがありましたら、お答えください。 ○議長 岡田義則君  教育長、答弁。 ○教育長 楠本明夫君  時間給臨時教員という採用と言いますか、市独自で採用するということで、予算要求を今後していかなければならないということでございます。 ○議長 岡田義則君  古川議員。 ○1番 古川哲也君  2月12日、磯永先輩と私が紹介議員になりましたが、請願が大村区長会長と区長さんが全部で4人と、PTA会長、長寿会会長、婦人会会長等の連名でこられております。 それと大村小学校区の全住民の署名捺印もされております。これは大村小学校区の方々が、この学校に誇りを持っている。この学校に愛着があるということで、こういう願いがあったんでしょうが、複式学級は、県の規定で決まっていますから変えられないでしょうが、職員を配置して頂いたら、授業において単式化にできるそうであります。それに向けて住民から強い熱望が出ておりますので、そのことは配慮して頂いて前向きに進んでいって頂きたいと思います。もう一度答弁をお願いします。 ○議長 岡田義則君  教育長、答弁。 ○教育長 楠本明夫君  財政当局に強く要望したいと思います。 (「終わります」の声あり) ○議長 岡田義則君  古川哲也議員の質問を終わります。