今井祇園行事 （いまいぎおんぎょうじ） ■起源 鎌倉時代　建長6年（1254年） ■内容 今井祇園行事は、今井津須佐神社を中心に例年7月15日から8月初旬にかけて行われる豊前地方を代表する夏祭りである。鎌倉時代の建長6（１２５４）年、当地方に疫病が大流行したとき地頭職らが京都の祇園社を今井津へ勧請し祀ったところ霊験あらたかであったので、翌年から疫病退散のお礼として始められたといわれている。福岡県の無形民俗文化財に指定されている。行事は、｢山｣｢八ツ撥｣｢連歌奉納｣の三つを柱として執り行われる。｢山｣は曳山で、京都祇園祭の山鉾の系譜を引くもので、2本の柱がそびえ立つ豊前地方最大級の幟山である。｢八ツ撥｣は、祭神の八王子にみたてた稚児が若者の肩に乗って参宮し、神幣などを奉納する神事。｢連歌奉納｣は、祭りの期間中長句（五七五）と短句（七七）を交互に詠み継ぎ神に奉納する、室町時代の享禄３（１５３０）年から続く全国でも稀な法楽神事である。 ■交通 車　東九州自動車道　苅田北九州空港ＩＣより約20分 ＪＲ日豊本線および平成筑豊鉄道「行橋駅」から　太陽交通バス　「今井西町」下車　すぐ ■文献 【奉納日程】 場　　　　　所 日　　　程 奉納時間帯 今井、元永 7月15日〜8月初旬 　　〜　　 〒824-8601 行橋市中央１−１−１ 行橋市教育委員会 Tel.0930-25-1111