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京築文化財行政連絡協議会
私達の身近なところには先人達が遺したたくさんの文化財があります。それは古の遺跡であったり、農具や生活用品などの民俗文化財であったり、また、神楽やお祭りなどの無形民俗文化財であったりします。文化財は地域の歴史そのものであり、その正しい理解は地域づくりの重要なキーワードとなります。
そのためには文化財の保護と活用を担い、地域の人たちとその保存に取り組む必要があり、多くの市町では教育委員会に専門の文化財担当職員を配置しています。
しかし、自治体が違うとなかなか協力して事業に取り組むことが出来ず、そのことが住民の皆さんにとって不利益となることも多々見受けられます。
京築地域はもともと豊前の国として、同じ風土と文化の中で強いつながりがある地域です。折りしも福岡県が提唱する「京築連帯アメニティ構想」では、地域をつなぐのもとして「文化の力」の育成が取り上げられ、民俗芸能に注目しています。
こうした状況の中、京築地区の各自治体の文化財行政担当者が集まり、組織されたのがこの「京築文化財行政連絡協議会」です。協議会では民俗芸能など地域の様々な文化財に関する情報を発信し、また、合同の発掘速報展など行政の枠を超え、文化財担当者が相互に協力して事業実施に取り組もうと考えています。
地域の皆様にはこうした趣旨をご理解頂き、本会の活動にご意見をいただければと考えておりますので、宜しくお願い致します。
平成19年10月1日
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京築文化財行政連絡協議会
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