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豊国楽
(とよくにがく) |
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■起源 |
文久2(1862)年 |
■内容 |
豊国楽は豊前地方に広く遺される太鼓芸能「楽打(がくうち)」の一つで、みやこ町犀川下伊良原の産土神・高木神社の神幸祭の神賑行事として奉納されています。
豊国楽は、もともと生立八幡宮に奉納されていたこの楽を、文久2年(1862)に下伊良原村(当時)が譲り受けたことに始まるとされています。このことは楽を相伝して6年後の明治元年につくられた「豊国楽免許」にその旨が記されています。なお免許にはこの楽がさらに小倉城下の祇園祭に奉納される田町楽を延享年間(1744〜48)に移した旨が記されるほか、その小倉祇園が京祇園の影響を受けて成立したことを考えると、楽の源流が京祇園の祇園田楽にまで遡ることも考えられこの楽の来歴を考える上で興味深い内容が記されています。
楽自体は、子どもの打子・12人からなる「半楽」と呼ばれる人員構成からなり、打子は絣の着物に白帷子を着てこれにダシと呼ばれる切紙飾りや赤母衣などで飾り立てをし、中老の太鼓と歌にあわせ太鼓を打ちつつ舞い踊ります。歌は八番からなり、中世以降の歌謡の歌詞を中心に構成され、あまり念仏踊系の要素が見られないことも注目されます。 |
■交通 |
車 JR行橋駅から車で 約30分
JR 平成筑豊鉄道「犀川」駅から犀川ミニバス(帆柱行)で約15分 |
■文献 |
『犀川町誌』犀川町誌編纂委員会編 犀川町発行 平成6年 |
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【奉納日程】 |
場 所 |
日 程 |
奉納時間帯 |
備 考 |
高木神社 |
5月4日 |
13:00 〜 13:30 |
お宮お発ちの楽 |
御旅所(国道沿い園地) |
5月4日 |
15:30 〜 16:00 |
御旅所お発ちの楽 |
高木神社 |
5月4日 |
16:00 〜 16:30 |
お着きの楽 |
高木神社 |
5月5日 |
13:00 〜 13:30 |
収めの楽 |
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