小原神楽
(おばらかぐら)


■起源 不詳
■内容 小原神楽は1877(明治10)年頃、伝法寺村(現、築上町大字伝法寺)岩戸見神社の内尾宮司が舞を伝授した。
戦争などで舞い手が減少したこともあったが、昭和の初期頃は最盛期で、県内各地、遠くは大阪まで舞に行った記録がある。昭和27年、隣接の上り松地区でも小原神楽に学び神楽講を創設したが、数年後には小原神楽講と活動を共にすることとなり現在に至る。現在、地元の小原小学校児童にも定期的に教えている。
演目は通常、式神楽で「奠撒き」「手草」「小神楽」「地割(返閇)」「御先」「岩戸開き」の順に舞う。代表的な演目は強面の面を着けての「御先神楽」で、式神楽の他に「乱れ御先」「綱御先」「一人剣」「盆神楽」があるが、これらは式神楽の間に舞う。

■交通 車 椎田バイパス椎田インターより5分
JR JR椎田駅よりタクシー10分
■文献
【奉納日程】
場     所 日   程 奉納時間帯
小原正八幡宮 4月29日    :   〜   :
上り松正八幡宮 5月3日    :   〜   :
西八田公民館 5月4日    :   〜   :
小原正八幡宮 10月9日    :   〜   :
綱敷天満宮 1月1日    :   〜   :
小原小学校 2月    :   〜   :
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