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大富神社春季神幸祭(八屋祇園)
(おおとみじんじゃしゅんきじんこうさい) |
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■起源 |
聖武天皇12年(740) ※縁起 |
■内容 |
この神幸祭は江戸時代までは名越祭と同時に旧暦六月二九日に行われていましたが、明治初年に名越祭と分離して四月三〇日、五月一日に行われるようになりました。神幸祭の起源は古く『宗像八幡宮縁起』によると聖武天皇一二年(七四〇)、大宰府の藤原広嗣の反乱の時期まで遡といいます。この反乱鎮圧に際し京都郡大領外従七位上 田(しもとだ)勢麻呂(せまろ)、上毛郡擬大領 紀(きの)宇麻呂(うまろ)等、五郡の郡主は戦勝を宗像八幡宮に祈願して出兵し、同十三年乱を鎮定して凱旋します。郡主などは神力の偉大さを尊び、共に神威して宮殿及び神門等を造立して、六月二九日には八屋八尋浜に御輿を奉じて行幸し、茅輪神術の行法など行ったといわれています。
この神事が名越祭(神幸祭)の起源だといわれ、さらに神幸祭の行列は紀宇麻呂の凱旋のすがたを模したものと言い伝えられています。
記録にあらわれる神幸祭の様子は多くありませんが、天保一五年(一八四四)の友枝文書によれば山車で浄瑠璃を講じたことや、船車、踊り車がすでに出されていたことが分かります。また、上町の古い道具箱には天保一一年(一八四〇)の墨書銘も見られます。 |
■交通 |
豊前市内へは、東九州道「苅田北九州IC」から国道10号線で50分 大分道「日田IC」から国道210号線で70分
大富神社へは、JR宇島駅下車、豊前市バス八屋バス停から櫛狩屋線で大富神社前下車(約20分) |
■文献 |
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【奉納日程】
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場 所 |
日 程 |
奉納時間帯 |
備 考 |
大富神社〜住吉御旅所 |
4月30日 |
11:30〜17:00 |
お下り |
住吉御旅所〜大富神社 |
5月1日 |
13:00〜20:00 |
お上り |
八屋祇園 |
4月29日 |
7:30〜 |
汐かき |
八屋祇園 |
4月30日 |
12:30〜 |
巡幸 |
八屋祇園 |
5月1日 |
16:30〜 |
巡幸 |
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