畑のどんど焼き
(はたのどんどやき)


■起源 不詳
■内容 どんど焼きは一般的には竹などを芯柱とし、松や杉を束ね塔のように積み上げますが、ここ畑地区では少し変わった形態を見ることが出来ます。まず、二月の初めに竹と茅でおこもり小屋という建物を作り、毎晩地元の人たちが集まりおこもりをします。これはもともと神に対し身を清めると言う意味がありましたが、今では地区の交流の場となっています。そして、二月一五日の夜、お札や注連飾りを建物の壁にくくりつけ無病息災、五穀豊穣を祈り火がつけられます。ぱちぱちと勢いよく燃え上がる炎は豪快で、まさに火の祭にふさわしい勇壮な祭です。
なお、同じ畑の原井地区や馬場でも同様の祭が行われ、小屋の規模はやや小さいものの伝統行事として受け継がれています。
■交通 車 豊前市内へは、東九州道「苅田北九州IC」から国道10号線で50分 大分道「日田IC」から国道210号線で70分
■文献
【奉納日程】
場     所 日   程 奉納時間帯
冷泉館前広場 2月中旬 19:00〜
〒828-8501
豊前市大字吉木955番地
豊前市教育委員会
Tel.0979-82-1111