角田八幡神社の豊前楽
(すだはちまんじんじゃのぶぜんがく)


■起源 貞観6年(864)  ※祭文
■内容 かつて、角田八幡神社の春の神幸祭は角田、松江、西角田の三地区で盛大に執り行われ、楽打ちの他に二基の山車(西町七社神社、恵比須神社)三台の御輿(馬場、畠中、西角田)二台の傘鉾(中村)が参加していました。行列は角田八幡神社を出発し馬場、中村、畠中を巡行して、西廻の年は松江の七社神社に、東廻の年は恵比須神社を御旅所として一泊し、翌日には再び角田八幡神社へ帰るルートを辿りました。
現在は角田、松江の氏子により執り行われていて、楽打ちも二年に一度、神楽と交代で行われ、神幸行列は太刀(二人)、鉾(二人)、旗、傘鉾、傘鉾、神輿で構成されます。
角田八幡宮の豊前楽は祭文によれば貞観六年(八六四)とされています。豊前楽は囃し方六人(大太鼓、小太鼓、大鉦、小鉦、笛)踊り方二十人程度、読立一人、介添人一人で構成され、読立人が祭文を読み上げた後、やや小ぶりの太鼓を胸に抱えた踊り方がお囃子に合わせて、右に左にと回転しながら舞います。太鼓は比較的ゆっくりとしたテンポで、笛、鉦と絶妙な音色を醸し出します。
■交通 車 豊前市内へは、東九州道「苅田北九州IC」から国道10号線で50分 大分道「日田IC」から国道210号線で70分
■文献
【奉納日程】
場     所 日   程 奉納時間帯
角田八幡神 5月第三土曜 12:00〜
雲見神社   13:40〜
水神   14:20〜
高杉団地   16:00〜
恵比寿神社   17:30〜
七社神社 5月第三日曜 14:00〜
貴船神社(畠中)   15:30〜
角田八幡神社   17:00〜
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