豊前市地域おこし協力隊(ベトナム語が堪能な多文化共生コーディネーター)募集
豊前市では、多文化共生に関するコーディネート業務や実務を担っていただくベトナム語の堪能な地域おこし協力隊(多文化共生コーディネーター)を募集します。
豊前市には令和4年12月末現在、全人口(24,186人)の約1.7%にあたる408人の外国人住民が暮らしています。なかでも約44%の方がベトナム出身の技能実習生等の方です。市内に暮らす外国人住民は年々増加傾向にあり、近年、国内各地で多発している自然災害への対応や日本語の学習支援、文化の違いによる隔たりなど、外国人住民を取り巻く課題は多岐多様な分野に渡り始めています。
今回、外国人住民に関する支援をよりきめ細やかに実施するとともに、異なる文化を認め支え合う、誰もが活躍できる地域づくりを推進するため、多文化共生に関するコーディネート業務や実務を担う地域おこし協力隊を1名募集します。国籍は問いません。
私たちと一緒に多文化が共生し、多様性を認め合うまち「豊前市」の実現を目指して取り組んでみませんか。
活動内容
言語や生活習慣の違いにより、必要な情報が受け取れない、地域のコミュニティに参加できないなどの課題があります。そこで、それぞれの文化を尊重し共生していくため、「豊前市多文化共生の推進に係る指針」を策定しました。本方針に基づき、多文化共生コーディネーターとして、地域や企業、学校、各種団体、ボランティア団体と協力しながら、外国人住民の支援及び豊前市の多文化共生社会の実現に向けた事業、及び豊前市とベトナムとの事業推進業務を担っていただきます。
(1)「豊前市多文化共生の推進に係る指針」の実現に向けた取組
外国人住民も地域の一員として、地域社会の課題解決に取り組むため策定された「豊前市多文化共生の推進に係る指針」に基づき、豊前市の実施する様々な事業において、多文化共生の観点から行う助言やコーディネート業務
(2)多文化共生に関する外国人住民に向けた事業
1.豊前市の実施する日本語教室の運営支援・組織強化案の検討
外国人住民の日本語能力検定試験に向けた勉強をしている日本語教室の運営支援
幅広い学習ニーズに対して柔軟に対応するための情報収集、講師との調整
2.他団体やボランティア等との連携強化
外国人雇用企業や、今後外国人労働者の雇用を検討している企業、外国人コミュニティのキーパーソン、外国人支援を行うボランティアと連携体制の構築、強化及びその支援
3.地域との交流事業の企画・運営
外国人住民と地域の交流事業の企画・運営による相互理解関係の構築支援
4.防災関連事業
福岡県や県警、防災担当と連携し、外国人住民を対象とした防災・防犯に関する事業
5.情報発信
広報豊前やホームページなど外国人住民にも伝わりやすいように、「やさしい日本語」を活用した情報発信支援。また、市内で生活する上で役立つ情報や、困りごとの共有のため、Facebook「Buzen Information Channel」の運営
(3)相談対応
外国人住民からの相談対応(窓口・電話・メール・SNS等)
外国人住民に対する相談対応(窓口・電話・メール・SNS等)
(4)豊前市とベトナムとの事業推進
豊前市とベトナムとの事業推進にかかる業務
<募集要件>
(1)ベトナム語の語学力があり、日本語でのコミュニケーションが取れる方。
(2)外国人住民との共生社会を目指し、誠実かつ積極的に活動できる人
(3)普通自動車運転免許(AT限定可・取得見込含む)を有し日常的に運転に支障のない人
(4)パソコンでワープロソフト、表計算ソフトを使用できる人
(5)FacebookなどのSNS等を活用して情報の受発信ができる人
(6)日本語が母語ではない場合は、業務に支障のない程度の日本語での会話及び読み書きができる人
(7)三大都市圏や都市地域等に居住されている人(過疎、山村、離島、半島等の地域に該当していないこと)で、採用後に豊前市に生活拠点を移し、住民票の異動が出来る人
詳細は、総務省「地域おこし協力隊」のホームページに掲載されている「特別交付税措置に係る地域要件確認表」をご覧ください。表の中で★印のある市町村は条件不利地域となり、今回の応募の対象外となります。ただし、政令指定都市の場合は、★印があっても直接指定を受けた地域以外であれば応募可能です。
(8)活動終了後、豊前市への定住を目指し、継続的な地域貢献に意欲がある人
(9)地方公務員法第16条に規定する欠格条項に該当しない人
<募集人数>
1名
<勤務地>
豊前市役所 国際共生推進室
<勤務時間・活動時間>
原則8時30分~16時45分、週4日、週29時間以内の勤務
勤務が時間外、休日のときは振替にて調整
休暇日で業務に支障がなければ、兼業を認めます(届出が必要です)。
<雇用期間>
採用の日から令和5年3月31日まで
※令和5年4月1日以降の採用となった場合、採用の日から令和6年3月31日まで
最長3年まで延長ができます。
ただし、協力隊としてふさわしくないと判断した場合は、雇用期間中であっても雇用を取り消す場合があります。
日本国籍でない人は、在留期間を確認します。
<給与・賃金・報酬等>
月額170,480円、賞与あり
※令和5年4月1日以降は月額172,130円、賞与あり
<待遇・福利厚生>
厚生年金保険、健康保険および雇用保険に加入
家賃補助あり(月額6万円を上限)
光熱水費補助あり
<活動に関する費用>
活動に使用する車両及びガソリン代は、市が負担します。
<選考の流れ>
■応募手続き
(1)応募受付期間
令和5年2月7日(火)から2月24日(金)午後5時まで
郵送で受け付けます。なお、提出された書類は返却しません。
(2)提出書類
1.履歴書(市販のもので可、写真添付)
2.現住所の住民票抄本
3.自己PR文(様式自由・1600字程度)
応募の動機や、多文化共生の推進に繋がる自己PRをしてください。
4.日本国籍でない人は、在留カードの写し(おもて、うら)
採用の流れ
(1)第1次選考(書類)
書類審査によって選考を行い、選考結果については、2月下旬に応募者全員に文書で通知します。
(2)第2次選考(面接)
第1次合格者を対象に面接試験(令和5年3月中旬)を行い、地域おこし協力隊を内定し、通知します。
詳細な日程等は、第1次選考結果を通知する際にお知らせします。なお、面接はオンラインで実施する予定です。
(3)最終結果
最終結果は、第2次選考参加者全員に文書で通知します。
※結果理由についてのお問い合わせにはお答えできませんのでご了承ください。
<その他>
募集に関する質問は、下記の総務部 国際共生推進室 国際共生推進係メールアドレスにて受付を行います。メールタイトルに(地域おこし協力隊質問)と記入してください。
総務部 国際共生推進室 国際共生推進係アドレス
E-mail:kokusai@city.buzen.lg.jp
※質問はメールにてお願いします。
※質問に対する回答は、質問者に対しメールで回答させていただきます。
【応募書類提出先】
〒828-8501
福岡県豊前市大字吉木955番地
豊前市役所 総務部 国際共生推進室 国際共生推進係担当:重吉