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平成19年度予算

一般会計:113億0,680万円


「予算」ってご存知ですか。簡単に言うと皆さんが納める税金の使い道です。 平成19年度の豊前市予算は「施政方針」で紹介しました事業の推進をめざしています。 また、歳出・歳入一体改革により財政事情が大変厳しいので、効率的な運営や経費の節減を考えて予算をつくりました。


19年度の予算額は、一般会計が113億0,680万円で対前年度比2.9%増となっています。特別会計を含む総額では、213億4,344万円で同2.2%増となっています。


市の予算には、3種類あります。それぞれの予算(使い道)にそれぞれの 財布があるというようなものです。

一般会計

一般会計は、皆さんが納めた税金や国、県からの補助金などを財源として、福祉や教育、道路整備などを行うための基本的な予算です。

特別会計

特別会計は、国民健康保険事業や公共下水道事業など特定の事業を行うための予算です。豊前市には8つの特別会計があります。

企業会計

地方公営企業法の適用を受けた企業会計として水道事業会計と東部地区工業用水道事業会計があります。


全会計予算額(単位:万円)
区分 19年度 18年度 増減 伸率

一般会計

113億0,680 109億9,040 3億1,640 2.9
特別会計 国民健康保険事業 38億7,486 36億4,216 2億3,270 6.4
老人保健 45億9,496 45億5,714 3,782 0.8
住宅新築資金等貸付事業 2,876 2,192 684 31.2
農業集落排水施設事業 3,725 3,447 278 8.1
公共下水道事業 5億5,415 8億1,270 -2億5,855 -31.8
公共用地先行取得事業 1,000 1,000 0 0
豊前市営駐車場事業 850 850 0 0
豊前市バス事業 3,658 4,398 -740 -16.8
企業会計 水道事業 8億7,368 7億5,482 1億1,886 15.7
東部地区工業用水道事業 1,790 1,396 394 28.2

総額

213億4,344 208億9,005 4億5,339 2.2

 

一般会計予算の概要

歳入

市税は個人市民税が税源移譲、税制改正等の影響により2億5,870万円程度増収となり、市税全体で9.8%(3億0,109万円)の増を見込んでいます。また、市債も上町団地建替事業等により33.9%(2億2,470万円)の増となっています。一方、地方譲与税は税源移譲による所得譲与税の廃止により62.1%(2億1,100万円)の減収となり、地方特例交付金も税制改正等の影響等により62.8%(5,400万円)の減収となります。また、地方交付税も、約6,000万円の減収が見込まれています。

歳出

上町団地建替事業等により土木費が14.3%(2億0,151万円)増え、総務費は定年退職者の増加や県知事県議会議員選挙、参議院議員選挙、市議会議員選挙の実施により15.3%(1億6,215万円)の増となっています。一方、広域農道整備事業が完了したことから農林水産業費は8.5%(4,442万円)の減となっています。

歳入

自主財源(43.9%) 依存財源(56.1%)

市税
33億5881万円(29.7%)

市の課税権に基づいて賦課徴収する税金で、皆さんから直接納付される住民税や固定資産税です。

(1) (2)

地方交付税
29億5,000万円(26.1%) 

国税として徴収した所得税、法人税、酒税、消費税などの一定割合が市の財政状況に応じて配分されます。

国・県支出金
19億3,393万円 (17.1%) 

いろいろな事業に対する国・県からの補助金などです。 

(3) (4)

(1)繰入金:9億1414万円基金より取り崩しを行ったものです。(7.2%)
(2)分担金及び負担金、使用料・手数料・財産収入など:7億9362万円(7.0%)
(3)市債 :8億8,750万円 (7.8%) 長期の借り入れ資金です。(7.8%)
(4)地方消費税交付金、地方譲与税、自動車取得税 交付金、利子割交付金など:5億6,880万円(5.1%)

歳出

性質的分類
義務的経費(51.5%) 投資的経費(13.6%) その他の経費(34.9%)

扶助費
23億4189万円(20.7%)

生活保護、児童、老人、障害者の方を援助するために使います。

人件費
21億2029万円(18.7%)

市長、市職員等の給与退職金、議員・各種委員の報酬などに使います。

公債費 
13億6,621 万円(12.1%) 

市債(借入金)の元利償還金、一時借入金の利子に使います。

普通建設事業費等 
15億3,275万円 (13.6%) 

道路、公園、学校など、将来に残る施設を建設するために使います。

補助費等 
13億0,938万円 (11.6%) 

一部事務組合負担金や各種団体への補助金などに使います。

(5) 

物件費 
11億4,712万円 (10%)

(6)

(5)繰出金:13億0,126万円 (11.5%) 国民健康保険事業会計や下水道事業会計等の他会計を補助するために使います。

(6)投資出資及び貸付金、維持補修費、積立金など:1億8,790万円 (1.7% )


目的別分類

民生費
39億7,542万円(35.2%)

高齢者、障害者、児童、生活保護者の方の社会福祉事業のために使います。

土木費
16億0,589万円(14.2%)

道路、橋、公園、市営住宅などの維持管理、整備のために使います。

公債費
13億6,621万円(12.1%)

市債(借入金)の元利償還金、一時借入金の利子に使います。

総務費
12億2,451万円(10.8%)

市役所の一般的な事務経費や選挙、まちづくりなどに使います。

教育費
9億9,940万円(8.8%)

小・中学校、体育施設などの維持管理、整備のために使います。

(7)

(8)

(9)

(7)衛生費:8億4,023万円(7.4%)ごみ、し尿処理、保健衛生などに使います。

(8)農林水産業費:4億8,066万円(4.3%)

(9)議会費、労働費、商工費、消防費、災害復旧費など:8億1,448万円(7.2%)

 

市税の推移グラフ

市税:33億5881万円

市税の内訳 (単位:万円) (伸率%)
市民税 14億1,200 24.9
固定資産税 17億3,022 1.4
軽自動車税 5,759 0.7
市町村たばこ税 1億5,900 -2.5

予算用語解説

歳入と歳出

これは一般家庭の収入と支出にあたるもので次のような性質や目的に分類されます。自主財源と依存財源歳入(収入)でよく使われるのが「自主財源」と「依存財源」です。

自主財源は、市税のように市が自主的に調達できる財源です。自主財源の比率が大きいほど行政の自主性が確保されます。

一方、依存財源は、国や県の意思により定められた額を交付されたり割り当てられたりする財源です。

性質別分類と目的別分類

歳出(支出)の見方として予算を使った性質ごとに分類した性質別分類と使う目的ごとに分類した目的別分類の二つがあります。性質別分類は、市の財政運営や経済的機能状況を知ることができます。目的別分類は、どのような事業にいくら使うかを知ることができます。

 

平成19年度の主な事業(単位:万円)

総務費
総合計画後期基本計画策定事業 558
電算システム開発費 3,046
民生費
後期高齢者医療制度システム改修事業 1,656
すこやか赤ちゃん出産祝金 1,640
子育てサポート助成事業 100
生活保護システム導入事業 1,008
衛生費
合併浄化槽設置事業補助金

2,849

農林水産業費
農地・水・環境保全向上対策事業 929
ふるさと農道緊急整備事業 1,000
農村環境整備事業 1,002
広域基幹林道豊築松尾線開設事業 2,723
中山間地域直接支払事業 3,662
豊前海一粒カキ振興事業補助金 120
商工費
TMO計画策定事業補助金 480
観光PR用DVD作成事業 50
土木費
八屋・求菩提線道路改良事業 5,100
四郎丸・野田線道路改良事業 5,000
赤熊59号線道路改良事業 2,000
上町・沓川池線街路事業 1億2000
赤熊南土地区画整理事業 6,330
市営住宅火災報知器設置事業 550
上町団地建替事業 4億8,600
消防費
防火水槽整備事業 688
消防自動車購入費 1,680
教育費
宇島小学校漏水防止事業 500
横武小学校屋内運動場建替事業 1億7720
学校教育支援補助員設置費 427
小学校加配教員設置費 440
出会い応援事業 10
八屋公民館増築事業 600
求菩提山史跡整備事業 1,830
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